40代後半になり、急に気になり始めた「薄毛」
元々、毛量が多い方ではありませんが近頃は、髪が頻繁に抜け髪のボリュームも明らかに激減…。
入浴時、髪を洗うと多数の毛が抜け、排水溝が頻繁に詰まり始めました。また、髪をとかした後のブラシや床には、大量の毛・毛・毛。「毛は毎日生え変わる」と聞くけれど、尋常ではない抜け毛の量に病気を疑いました。
新型コロナウイルス感染症の後遺症として「脱毛や抜け毛」があると知り
「もしや知らない間にコロナにかかり、後遺症で毛が抜けているのでは…」
と不安にもなりました。
そんな不安を解消したく女性に多い「抜け毛が増える病気」について調べてみました。
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その「薄毛」病気かも!女性に多い甲状腺疾患について
《甲状腺の病気》
実は、私はこの病気でした。抜け毛が多い、すぐに疲れる、やる気が出ない、体が冷える、月経不順──40~50代の女性に多いため「更年期のせいかも!?」と勘違いしてしまう人が多い病気です。
40歳以上の女性に多い「甲状腺疾患」は下記の2つに大別されます。
□甲状腺機能低下症:甲状腺ホルモンの量が通常より少ない
□甲状腺機能亢進症:甲状腺ホルモンの量が通常より多い
甲状腺機能低下症は、冷えや倦怠感。甲状腺機能亢進症では、のぼせや発汗など、更年期症状と同じような症状を示します。
私自身は「甲状腺機能低下症」でした。症状が更年期障害と似ていることから、初めは全く気づきませんでした。年齢的にも更年期だから仕方がないと半ばあきらめていました。毎年欠かさず、健康診断を受けているにも関わらずです!
甲状腺疾患は、血液検査により診断されるのですが、一般的な健康診断の血液検査の項目には含まれておらず、多くの場合オプションとなっています。そのため、見落とされてしまうケースが多いようです。
甲状腺機能低下症の主な症状としては、
・抜け毛、薄毛
・倦怠感
・むくみ
・皮膚の乾燥
・寒さを感じやすい
・便秘
などがあげられます。
甲状腺が原因の「抜け毛は治るの?」
抜け毛や薄毛の原因が、甲状腺疾患による場合は、病気を治療することで症状の改善は可能です。
私の場合、不足している甲状腺ホルモンをホルモン剤の服用で補う(薬の服用)というものでした。※甲状腺機能低下症は、多くの場合、このような治療が行われるようです。
髪の毛が抜ける原因や不定愁訴がどこから来るのかが分からず悩んでいた時期が長かっただけに、この病気が判明した時は、大変安堵しました。
根本的治療が難しいため、薬を飲み続けないといけないもののこれで症状が改善してくれればと喜んだのを今でも鮮明に覚えています。
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