育毛、薄毛に対し、食事面でも心がけるべき点がいくつかあります。よく、わかめや昆布を食べると発毛の効果がある、といわれますが、これは本当でしょうか?
今回は、育毛と食事についてや、頭皮の刺激についてご紹介いたします。
育毛促進に食事は関係があるのか?
育毛、薄毛に対し、食事面でも、心がけるべき点がいくつかあります。よく、わかめや昆布を食べると発毛の効果がある、といわれます。これは本当でしょうか?確かに、わかめや昆布にはミネラルが多く含まれています。
でも、もともと髪の毛には充分なミネラルが含まれているのですから、ミネラルを多く摂れば、すぐに育毛、薄毛に効果がある、というわけではないのです。
要は、良質の食事をとり脂っこい物は出来るだけ避けるようにすることです。野菜、くだものなどを中心に食べるように心がけ、毎日のお通じも活発に行い、お腹いっぱい食べず、腹八分目を心掛けて質の良い食事を取る事。こうした基本的なことが、育毛、薄毛にも効果があるのです。
育毛、薄毛のことを考えると、とりあえず、朝に納豆と豆乳が薦められます。3度の食事で必要な栄養素がうまく取れない場合は、サプリメントなどを利用するのも良いでしょう。
植物性タンパク質を含む、きな粉、野菜不足なので青汁、それにマルチビタミンのようなサプリメントを取るだけでも、育毛、薄毛に効果が期待できます。
夜は大食いせず、寝る3時間前には食事を済ませ、夜食などは摂らない方がよいです。バランスよい栄養の供給と同時に、規則正しい食事も育毛、薄毛に対する大事な心がけです。
育毛や薄毛への心がけに関して
育毛、薄毛に関しては、男性、女性、年代に関わらず、結構関心がある人が多いものです。
様々な育毛剤などがありますし、かつらも、テレビや雑誌でよく広告を見かけます。でも、育毛、薄毛への対策としては、まず、日常での心がけが第一です。
育毛、薄毛に対する心がけとしては、髪の毛を清潔にすることが大事ですが、髪の毛を洗うのには、薬用シャンプーを使うことです。
低価格のシャンプーだと、ラウレル硫酸が含まれていることが多く、これは、髪の毛を痛めてしまいます。薬用シャンプーだと、髪の毛を痛めず、清潔を保つことが出来ます。
また、出来るだけ夜の11時より前に シャンプーしたほうがいいのです。1日のうちで夜の11時から深夜2時にかけては、頭皮の新陳代謝が1番活発になる時間帯なのです。これも大事な育毛、薄毛への心がけとして、喫煙も、出来ればやめたがよいでしょう。喫煙は、血行を悪くし、これが、頭皮の結構も悪くしてしまい、抜け毛につながります。
パーマ、ブリーチも、若いうちはいいですが、これも髪の毛を痛めるので、年配の方はやめた方がいいでしょう。育毛、薄毛に対しては、ヘアースタイルよりも、髪の毛の豊かさが大事ですからね。
要は、育毛、薄毛の対策としては、髪の毛の健康を心がけることなのです。このため、入浴の後などは、頭皮のマッサージを心がけるとよいでしょう。こうした形で髪の毛に刺激を与えるのはよいことです。いわば、髪の毛の体操です。
育毛・薄毛・頭皮への刺激について
育毛、薄毛の対策は色々ありますが、なかには、間違った認識も結構あるようです。
情報収集を心がけ、正しい育毛、薄毛の対処方法を知らなければいけません。
帽子をかぶるとハゲるという説がありますが、それは間違った認識です。
むしろ、帽子をかぶらず、直射日光を大量に浴びると、熱中症にかかったり、
頭皮にダメージを与えたりするのです。ただ、帽子は、きつくなく、通気性のいいものをかぶったほうがよいです。風通しの悪いきつい帽子をかぶっていると、頭が蒸れ、細菌が繁殖して毛根に悪影響を与えてしまいます。
育毛、薄毛対策以前に、暑い日、日差しが強い時の髪の毛の心配りと言えます。頭皮の皮脂は完全に除去しなければならないというのも間違いです。皮脂は頭皮の保護膜の役割を果たしています。皮脂を落としすぎると、身体はそれを補おうとして一層皮脂を分泌します。それが過剰な皮脂の原因にもなり得ます。
頭皮に刺激物を塗るのもよくありません。市販の育毛剤の中には刺激の強いものがあります。頭皮が痛いほどスーッとするものは効き目があると思いがちですが、刺激が強い分、
頭皮には負担がかかっているのです。
血行を良くして育毛剤の浸透を促進するといううたい文句で、頭皮に高周波などの電気的刺激を与える器具がありますが、刺激が強すぎるため、毛母細胞が破壊される恐れがあるので、使わないほうが良いのです。
あまり育毛、薄毛の言葉にとらわれて、宣伝に惑わされてはいけません。正しい育毛、薄毛の対策としては、あまり過剰に頭皮に刺激を与えない、ということなのです。頭皮に優しいケアを行うことが、髪の毛の健康を保つことになり、育毛、薄毛に効果を及ぼすことになります。