育毛、薄毛に悩んでいる人の中には、かゆみやフケの悩みを持つ人も結構いるようですね。いくら髪を洗っても、フケ、かゆみがとまらないという方もおられます。今回は、頭皮のかゆみと育毛の関係にていてご紹介いたします。
【頭皮がかゆい】育毛に関する皮脂への対処
育毛、薄毛のケア・対処法として、頭皮の汚れをとり、頭皮環境を整えることができるシャンプーの
使用と、正しいシャンプー方法を身につけることです。
かゆみがとまらない場合、使っているシャンプーを変えてみましょう。
低価格のものでなく、薬用の、質のよいシャンプーに変えてみるべきでしょう。
それでもとまらない場合、皮膚病の可能性もあるので、専門医に見てもらう必要もあります。
また、フケの原因となる菌は、皮脂を栄養分として繁殖します。このため、毛穴につまった皮脂を
取り除くことも大事です。
このため、シャンプーの時は、ある程度力を入れ、しっかり皮脂を落とすことが必要です。
ただし、女性の場合は、こうした育毛、薄毛の認識に対し、注意することもあります。
女性は、男性ほどは悪性の皮脂は多くありませんので、あまり過剰に皮脂を取り除くと、
却って育毛、薄毛に対し、逆効果になることもあるのです。
皮脂が育毛、薄毛の元凶とされていますが、取りすぎると頭皮や毛の組織の老化を早めます。
特に、アトピーや鼻炎などのあるアレルギー体質の人は、洗い方や回数を的確にしないと、
悪化・進行するのです。
スタイリング、コンディショニングを第一にしたシャンプーよりも、育毛用の、レストル頭皮用シャンプー
などを使うのが良いでしょう。
皮脂に対する正しい認識も、育毛、薄毛の対策のポイントとなるのです。
フケ対策とシャンプーについて
育毛、薄毛には、フケも大きく関わってきます。
フケに対する対策もきちんと行うことで、育毛、薄毛の悩みの解消につながるのです。
フケには乾性と脂性があります。
乾性のフケは若い方に多く、清潔を保とうとして必要以上にシャンプーしすぎた場合に
発生することがあります。
シャンプーの回数を減らしたり刺激の少ないシャンプーに変えることで解消されることが多いものです。
育毛、薄毛のケアでシャンプーは大事ですが、シャンプーの仕方にも気をつけなければいけません。
脂性の場合はフケが毛穴に残ることで発毛を阻害することになるので注意がいります。
フケが微生物のえさになり炎症を起こす脂漏性脱毛症になる危険性もあります。
こうなると育毛、薄毛だけでなく病気と言える状態ですから、皮膚科に相談した方が良いでしょう。
このタイプはとにかく毎日シャンプーを欠かさずに。
皮脂や雑菌をきちんと落とすために、頭皮クレンジングの使用も効果的です。
血行をよくし、髪に栄養が供給されやすくすることも必要で、ストレスは自律神経の交感神経が
活発になり、毛細血管を収縮させ、結果血行が悪くなり、頭皮に栄養が十分に届かなくなってしまいます。
ストレスをためないためにも解消法を見つけましょう。そのためにも、適度な運動は血行促進、
ストレス解消にも有効です。育毛、薄毛に対してだけでなく、体全体の健康のためにもなります。
また、夜型生活は、肌の大敵といわれ、頭皮も皮膚の一部です。
髪の成長は深夜から明け方にかけてもっとも活発になります。
規則正しい生活で、充分な睡眠を取ることも育毛、薄毛の対策として大切です。
ヘアケア・ライフスタイルと育毛について
育毛、薄毛の悩み解消には、抜け毛を減らすこと、発毛すること、単に皮脂を取って頭皮を
綺麗にすること、効果があると言われる育毛剤を使うこと等々、いろいろな対処法がいわれています。
しかし、大事なのは、自分に合った育毛、薄毛の対策を選ぶことです。
女性の抜け毛の原因の一つに、牽引性脱毛症があります。
これは、「引っ張られる」ことによって起こります。
具体的には、ポニーテール・束髪など毛髪が継続して強く引っ張られ続けることで、その部分が
薄くなる症状のことをいいます。
頭皮マッサージなどで頭の血行を良くすることが主な治療法ですが、頭皮に負担をかけない
髪形に変えるのも有効です。髪型よりも、育毛、薄毛への配慮行うわけです
女性の出産後にしばらく見られる症状の、分娩後脱毛症もあります。
女性ホルモンの分泌バランスが悪くなることによって起こります。
しばらくの間抜け毛が起こりますが、あまり深刻な脱毛とはなりません。
産後しばらくすると自然に治ります。日常の育毛、薄毛には影響ないでしょう。
粃糠性脱毛症は、主にフケが原因で起こるとされる脱毛症です。
フケの異常発生によりフケが毛穴につまり、炎症を起こすことで抜け毛へと発展します。
髪にやさしい弱めのシャンプーで洗うことで毛穴をきれいにして、マッサージなどで
頭皮の血行を良くすることで治療できます。
育毛、薄毛への対策として、まず、髪に負担をかけないことと、適切なヘアケアが大事なわけです。
ライフスタイルでも、ストレスの解消やバランスの良い食事を取ることが育毛、薄毛対策の第一です。